
大切にしていること
教育理念
生きる力をはぐくむ
教育目標
・いのちの大切さを感じ、生きる力をもつ子ども
・自分の気持ちを素直に表現できる子ども
・しなやかな心、やりとげようとする気持ちをもつ子ども
とうみょうで大切にしていること。
それは子どもたちの「生きる力」です。
喜びをいっぱい味わう
喜びは生きるエネルギー源です。
子どもはつねに、自分の育ちつつある能力を実感することを求めています。それを実感することが喜びだからです。そしてそれは、子どもが全力を出しきるような環境、状態を周囲が作ってあげることで、生まれてきます。はじめは大人が設定しても構いません。そういった経験を重ねることで少しずつ自分たちで考え、生み出そうとし始め、最終的には生み出すことができるようになっていくのです。しかし、そのなかで起きる試行錯誤、失敗を繰り返すなどの姿は、喜びにつながるのかと心配になるときもあります。ですが、子どもは主体的に取り組んでいるときには、結果がたとえ悪くても主体的に受け止めることができるのです。そして、その後に得られた「やったぁ!」の喜びは格別に感じるのです。とうみょうではそういった経験をたくさんできるようにあそびや活動のねらいをたて、環境設定を心がけています。
自分で自分の気持ちに折りあいをつける
子どもが成長していくうえで、あちこちで衝突したり、失敗したりするのはあたりまえです。しかし、その場面で怒るだけ、あきらめるだけ、落ち込むだけで終わるのではなく、「自分で自分の気持ちに折りあいをつける」ことが一番大切なことだと考えています。「折りあいをつける」イコール「我慢する」ではありません。真剣に自分の気持ちに向きあい、時間をかけて、自分なりに調整をしていくことです。時間がかかっても、涙がこぼれても、そのプロセスが重要なのです。そうやって折りあいをつける経験を重ねることが、これから生きていくうえで、周りの人の意見を受け入れ、自分の意見とすりあわせたり、相手の気持ちやその場の雰囲気をくみ取ったりする大切な力につながっていきます。そういった気持ちを実感したり、受け入れたりする経験をとうみょうでは大切にしています。
“しなやかさ"を身につける
「生きる力」は努力や頑張るだけで身につくものではありません。友だちのすることをまねしたり、人に頼る気楽さを学ぶことも大切です。
知らないことや変だなと思ったことを遠慮せずにどんどん聞くことや、失敗したり、別の考えが浮かんだときは、あやまったり、やり直したりすることも大切な力です。失敗やもめごと、けんかや仲間はずれなどは、生きていくなかで避けることはできないことです。それを乗り越えるには、思い通りにならないことや落ち込むこと、恥ずかしい、悔しい、うらやましいなどの気持ちを子ども時代にたくさん味わうことが大切になってきます。
そしてそういった経験をしたうえで、そのことにいつまでもこだわっているのではなく、気分を転換して「今度はこうしてみよう!」と新しい一歩を踏み出すことが“しなやかさ"を身につけるもっとも大切なことです。とうみょうでは「きょうだい」のようなつながりのなかで、日々、生きるために大切な“しなやかさ"を経験しています。
本当のことは認める
自分よりも優れているもの、変えようと思っても変えられないきまり、手の届かない大きな力などを素直に受け入れることも「生きる力」として必要です。
子どもは本当のことに出合うと、心を大きく動かし、生きるうえでの大切な学びをします。競争に負けた、生き物の死に出合った、失敗したといった場面でも「かわいそう」と事実から遠ざけたり、ごまかしたりせず、事実を伝えてそのときの気持ちや場面を共有することも大切だと考えています。
また、子どもの欲求と社会の善悪や道徳がぶつかりあうときもあります。そういったとき、とうみょうでは子どもたちと真剣に向きあうようにしています。譲れないことは譲らず、くり返し話をするようにしています。そして、子どもがそのことに向きあい、それを乗り越えようとするときには“同志"となり、子どもと気持ちを分かちあうようにしています。
生きる力のみなもと
子どもはすぐに「私ってすごい!」「僕ってこんなこともできるんだよ!」と教えてくれます。実は、これが「生きる力」のみなもとになります。「知らないから…」「したことがないから…」と怖気づいたり、難しそうだからとあきらめるのではなく、自分の力を信じて果敢に挑戦するからこそ、本物の知恵や技術が身につくのです。
そして、あの小さなからだのなかにたくさんつまっている子どもの「生きる力」。その「生きる力」を育むための根っこになるもの。それは私達大人が子どもの「生きる力」を信頼することです。それは、表面だけの信頼では伝わりません。本気で信頼することが大切なのです。子どもの大人への信頼を育むには、大人が子どもに全幅の信頼をよせることが大切なのです。
それが、子どもの「生きる力をはぐくむ」ことにつながっていくのだと私達は考えています。
とうみょう幼稚園のテーマ

幼稚園で子どもたちとスタッフは毎日、時間を共にします。毎日積み重ねていく時間のなかで「絆」が生まれていきます。はじめは、おうちの方でなくてはダメだったことも、先生とだったら少しずつできるようになります。それは子どもと先生の信頼関係が着実に築かれているということです。そして、子どもにとっての先生は幼稚園で確実に信頼ができるお母さんやお父さんになっていきます。
その「絆」が」しっかりと確立されると、今度は友だちに目が向き始めます。友だちとけんかをしたり、『一緒に』を経験したりして、きょうだいのような「絆」が生まれてきます。それは、同じ年齢のつながりだけでなく、お兄さんお姉さん、弟妹のような信頼、愛情、優しさ、厳しさなど心が通うようなつながりがあります。それは、ことばでは伝えることのできない大切なものです。
幼稚園はとうみょうっ子たちの「家」です。そのなかで生活するスタッフと子どもたち、そして保護者の方々は家族です。大きな大きな家族です。その「家」のなかで、家族ならではのあたたかさを作っていきたいとスタッフ一同、心がけています。そのあたたかな「家」のなかで、困ったとき、悩んだとき、迷ったとき、保護者の方とスタッフが力を合わせて、子育てをしていく…そういった「絆」を作っていきたいと考えています。そして、地域の方々にも力添えしてもらい、地域の方々も含めたまるごと大家族になっていきたいと思っています。
たくさんの人の目と手と愛情を注がれた子どもたちは「生きる力」のみなもとを心にいっぱい蓄えて育っていくのです。
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